カテゴリー別アーカイブ: 本/雑誌

08 Jan. 2009

村上春樹ランキング

1 ねじまき鳥クロニクル
2 アフターダーク
3 ノルウェイの森
3 東京奇譚集

(読んだやつ)
風の歌を聴け
1973年のピンボール
羊をめぐる冒険
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
ダンス・ダンス・ダンス
国境の南、太陽の西
ねじまき鳥クロニクル
スプートニクの恋人
神の子どもたちはみな踊る
レキシントンの幽霊


 wikiを見てたらまだまだ作品があってグラっとした

桐野夏生 – 冒険の国

桐野夏生 - 冒険の国
桐野夏生 – 冒険の国
[新潮文庫]

 登場する家族の生活臭がほんとに感じられるようで、桐野夏生の描写は好きだなあと思う。主人公は私の年齢に近いのだけど、家族の鬱陶しさ(10代のとは別の)、とくに独身娘が父に感じるそれは非常に共感してしまって、可笑しい反面溜息が出るくらいだった。

・・・居間では、片付けが随分進んでいて、対面式キッチンの流しで父はすき焼き鍋をゴシゴシと洗い、母はソファに寝転んで、老眼鏡を掛けて夕刊を読んでいた。父は苦行僧のような苦しそうな顔で洗っている。
 ≪お母さんがキッチンにいる時も子供を見ていられるように、またお母さんの優しい笑顔を子供が見られるように、との思いをこめて設計しました≫
 マンションのパンフレットにはそう書いてあったが、父だけでなく母も姉もキッチンに立っているときは一様に厳しく怖い顔をしていた。対面式キッチンというのは、見なくて良い人間の表情を見てしまうところがある。・・・

 この部分(苦行僧のあたり)何度読んでも笑いが込み上げてくる。なんかすっごいよく分かるんだよな~。うちも対面キッチンなのでなおさら。

村上春樹 「エルサレム賞」受賞スピーチ


▲村上春樹 「エルサレム賞」受賞スピーチ

 写真しか見たことなかったので、わー動いてるーっていうのが、先ず。

村上春樹さん、エルサレム賞記念講演でガザ攻撃を批判|朝日新聞
村上春樹さん:ガザ過剰攻撃に苦言 エルサレム賞授賞式で|毎日新聞

アーシュラ・K. ル=グウィン, 村上 春樹 (訳) – 素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち


アーシュラ・K. ル=グウィン (著), S.D. シンドラー (イラスト), 村上 春樹 (訳) – 素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち (講談社文庫)
(2000)

 シリーズとは知らず3作目を買ってしまった!(BOOK OFFにあったから)
 イラストが可愛い。話とはあまり関係ない、村上さんの注釈が面白い。

村上春樹 – 神の子どもたちはみな踊る

村上春樹 - 神の子どもたちはみな踊る
村上春樹 – 神の子どもたちはみな踊る
(新潮文庫) (2002)

 阪神淡路大震災後に書かれた短編。
 様々なメタファー。とくに「UFOが釧路に降りる」の小箱は、最近またマルホランド・ドライブを観たので反応してしまったー。

 全体的に、後の長編「アフター・ダーク」のことを思いながら読んでた。
 短編を読むと他の作品に共通する部分での理解が少し深まる気がする。
 まだスンナリ入ってこない話もあるので、これから読み返してゆくのが楽しみ。

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村上春樹 – 東京奇譚集

村上春樹 - 東京奇譚集
村上春樹 – 東京奇譚集 (新潮文庫)
(2007)

 去年のエントリ漏れ。
 春くらいにフワっと読んで、数ヶ月後に再読したところ、今度はビックリするくらい面白かった。
 村上さんの書きたいことはうんと底の部分で同じなんだろうなと思った。その物語にふさわしい長さがあるだけであって、短編だからといって軽くはないし、とても濃かった。
 「日々移動する腎臓のかたちをした石」が素晴らしかった。「品川猿」も笑えるのにすごく切ない。

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